表紙 出町とは アクセス 出町三角州 昭和レトロの町 ほんまもんの京の味  名所旧跡 花鳥風月 秘められた歴史
 ●出町とは
 京都市上京区の右の端っこ。京都御所の右上のあたりです。河原町今出川交差点、桝形アーケード商店街の一帯の呼び名ですが、公式の住所ではないため、厳密な範囲は決まっていません。
 ●大原口(おおはらぐち)
 京都から他国へ向かう7つの街道の出発点を京の七口と呼びます。出町は七口の1つ大原口に当たり、大原を越えて若狭に向かう若狭街道の出発点(終着点)です。
 明治時代以前の出町は、京都の市街地の最北端に位置し、若狭や洛北の産物が集まり、都の物品が運び出される、重要なターミナルでした。
 ●鯖街道の終着点
 若狭街道は、江戸時代には、日本海で取れた鯖(さば)を都に運ぶために使われたことから、鯖街道の別名があります。 出町は、鯖街道の終着点であり、出町橋のたもとには「鯖街道口」の石碑が立てられています。
 ●出町と出町柳
 出町柳とは、出町から見ると鴨川の向こう岸(東側)にある、京阪電鉄と叡山電鉄の駅名です。出町柳駅の付近は、明治時代まで柳の辻あるいは柳の茶屋と呼ばれたところです。大正時代に叡山電鉄の駅ができた時に、加茂川の西側の出町と東側の柳の辻を合わせて、出町柳と名づけられました。
 ●京極学区
 京都では小学校の通学範囲(学区)ごとに自治組織があり、その単位で様々な活動に取組んでいます。出町の一帯は、京極学区(京極小学校の通学域)に含まれ、これは南北1.5kmの細長い地域です。このホームページでは、出町を中心に、京極学区全体、出町と関わりの深い相国寺・御霊神社・下鴨神社を含めて、町の魅力を紹介します。

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