同志社大学のシンボル、クラーク記念館(重要文化財)の解体修理が終わり、二月二
十一日に完工式が行われました。
この建物は、ニューヨークのクラーク夫妻の寄付金を基金に、明治二十七年に建てら
れたレンガ造りの建物です。五年前から、巨大な覆い屋根に囲まれて修理が行われて
いました。
ところで、文化財になるような古い建物は、通常は過去になんども修理を受けてい
て、いろいろと改造が行われています。そこで、修理の際には、後から付けた部分を除
き、出来る限り最初の姿に戻されます。
クラーク記念館も、当初の設計図や写真に基づいて復元が行われました。修理前と
修理後でどこが違うか、比べてみてください(4項目あります)。
2008年3月
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